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チラシに全部を詰め込むな!不要な情報を載せると反応が落ちる理由

チラシに全部を詰め込むな!不要な情報を載せると反応が落ちる理由 チラシ集客

チラシですべてを説明しようとする人が多い。
説明全部を、なんとか紙面に押しこもうと頑張ってしまう。

ですが。
実は、全部を説明すると集客ではマイナスになることもあるんです。

チラシには「載せるべき情報」と「載せなくてよい情報」があります。
それを知らないと、反応率は落ちるし、改善もしづらくなります。

本記事では、チラシから不要な情報を削らないと反応が落ちる理由について解説します。

野田
野田

そもそもチラシは紙面に限りがあるので、すべての情報は載せられません。常に取捨選択して最適な要素を選ぶ必要があります。

わかりづらくなる

全部を載せると、煩雑になってわかりづらくなることがあります。

これは特にメニューに多いですね。

例えば、エステサロン。
あるお店は「マッサージ」と「リラクゼーション」の2つのサービスがありました。
それぞれ30分から90分まで15分刻みのコースがあって。
さらには、2つをセットにしたサービスもあり、それらすべての価格を載せていました。

つまりは下記のような感じです。

【マッサージ】
・30分コース・・・・〇〇〇〇円
・45分コース・・・・〇〇〇〇円
・60分コース・・・・〇〇〇〇円
・75分コース・・・・〇〇〇〇円
・90分コース・・・・〇〇〇〇円
【リラクゼーション】
・30分コース・・・・〇〇〇〇円
・45分コース・・・・〇〇〇〇円
・60分コース・・・・〇〇〇〇円
・75分コース・・・・〇〇〇〇円
・90分コース・・・・〇〇〇〇円
【マッサージ&リラクゼーション】
・30分コース・・・・〇〇〇〇円
・45分コース・・・・〇〇〇〇円
・60分コース・・・・〇〇〇〇円
・75分コース・・・・〇〇〇〇円
・90分コース・・・・〇〇〇〇円

これだと、あまりにも煩雑すぎます。

上記のケースであれば。
各商品で一番人気のコースだけ、大きく載せておけばよいのです。

あとは、その下に小さく注意書きを載せておく。
例えば、「※30分~90分まで、15分刻みで時間変更も可能です」など。
そうすれば、読み手に伝わります。

各コースの価格についても省略してかまいません。
なぜなら、載せてあるコースの価格を見れば、大体の価格帯はわかるからです。

チラシで細かく決めさせる必要はありません。
詳しい説明は、来店してもらってからすればよいのです。

野田
野田

むしろコースを1~2つに絞ったほうが、反応率が上がることもあります。

全部がわかると来なくなる

チラシで全部がわかってしまうと、来店しようという意欲が薄れます。
期待を持たせる仕掛けが必要なんですね。

例えば、営業マンの電話テクニックで、こんなのがあります。

実はとても魅力的な商品があるのですが…。

ただ、電話ではこの程度しかお話できないのが本当に残念です。

そう言われると話を聞いてみたくなりませんか?

もうちょっと見てみたい。聞いてみたい。
そうした期待を持たせる仕掛けをチラシに盛り込むと効果的です。

具体例

具体例として、学習塾。

勉強嫌いだった〇〇君は、なぜ半年で成績が30点アップしたのか?
その秘密を記した小冊子をご希望の方に教室にてプレゼントしています!

これを、もしもチラシで秘密を明かしてしまったら?
チラシで完結してしまうので、来店してくれません。

野田
野田

秘密を明かさずに、読み手に期待を持たせる。
そして、来店を促すわけです。

心理効果もある

実は、これは心理効果として証明されています。
人は「未完の状態だと続きが気になって記憶に残る」という心理です。

この心理効果の典型例が、ドラマやマンガの「続く」です。
一番大事な場面で話が終わってしまう。
だから、読者は次回の話が楽しみになる。

他にも、クイズ番組の「解答はCMの後で!」も同じです。
イヤらしい手法ではありますが、どうしても答えが見たくなる。
そうした心理を狙うわけです。

野田
野田

この心理のことを「ツァイガルニク効果」と言います。

まとめ

本記事では、チラシから不要な情報を削らないと反応が落ちる理由について解説しました。

ポイントは2つ。

  • メニューは人気のコースだけ載せればよい
  • 期待を持たせた内容にする
野田
野田

チラシに全部を載せようとしていた方は、上記の2つを意識してみて下さい。

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