お店や会社のサイトを見ていると、トップ画像が気になることがあります。
あまり力を入れていないというか。
ですが、はっきり言って。
トップ画像はものすごく重要です。
トップ画像は、いわば、サイトの看板ですから。
ここの出来が良くないと、売上にモロに響いてきます。
本記事では、サイトのトップ画像の重要性と作成する際のポイントを解説していきます。

トップ画像はぜひ力を入れてもらいたいですね。
力を入れた分だけ、リターンがある場所です。
トップ画像で絶対にやってはいけないパターンとは?
まず、トップ画像でよく見かける、
やってはいけないパターンから紹介します。
筆頭なのが、事業と関係のない画像です。
例えば、下図のような風景画像。
トップ画像は、サイトで最も閲覧される場所の1つです。
そこに事業と関係のない画像を見せるのは、あまりにもったいないです。
建物の外観やロゴではどうか?
トップ画像で、お店や会社の「建物外観」や「会社のロゴ」を表示しているところもあります。
つまりは会社関連の情報なわけですが。
これならどうか?
風景画像よりは良いです。
ですが、率直に言って、お客様はそれらに興味はありません。
お客様が興味を持っているのは、お客様自身にとって、どんな得があるかです。
ですから、お客様にとって何を提供できるか。
それを適切に示すことが大切です。

よほど興味を引く建物外観であれば別ですが。
そうした意図がない場合は、建物外観は後で見せたほうが効果的です。
トップ画像では何を示すべきか?
トップページでは、お客様に対して何ができるのかを示しましょう。
あなたのお店や会社の強みはなんなのか。
一体どんなお客様をターゲットにしているのか。
下図は例です。
なお、行政書士は、相続手続などの「個人向け」の業務もあります。
ですが、上記は「事業者向け」の業務に絞っています。
こうするとどうなるか?
訪問者が事業者であれば、「自分のことだ」と思って、より興味を持って閲覧してくれます。

特化するかしないかは、事業の戦略次第です。
規模が小さい事業者になるほど、特化の必要性は高まります。
載せるべきキーワードとは?
先ほどの「無料」もそうですが、お客様に響きの良いキーワードがあります。
例えば、下記のようなキーワードです。
こうしたキーワードは、他のサイトやチラシでも、よく見かけますよね。
こうしたキーワードを積極的に使うと良いでしょう。

他業種でも参考になります。
他社のサイトを調べて良さそうな表現があれば、取り入れましょう。
第一印象が悪いとどうなるか?
トップ画像が大切な理由はもう1つあります。
人間は心理的に、最初に見た印象を後に引きずるためです。
例えば、誰かと初めて会った場合。
第一印象が、「気難しい」表情であったなら?
それを見た人は、その印象をずっと後まで引きずります。

この人は気難しそうな人だな…
逆に、第一印象が笑顔であれば?
その笑顔の印象が後に続きます。

笑顔がステキで親しみやすそうな人だなぁ(^^)
つまり、最初の印象が良ければ、その印象をずっと引きずってくれる。
だから、トップ画像は特に力を入れる価値があるわけです。
人物写真は特に注意
トップ画像に人物(店長など)の写真を入れることがあります。
店舗や会社のサイトでは、よくあるパターンです。
人物写真を使った場合。
つまりは、その写真の印象が訪問者にとってのあなたの最初の印象になります。
ですから、どの写真を使うかは特に気を付けて下さい。

最初の印象をひきずる心理を「初頭効果」と言います。
人間は普段から、第一印象で物事を判断していますので注意してくださいね。
まとめ
本記事では、サイトのトップ画像の重要性と作成する際のポイントを解説しました。
まとめると下記のとおりです。
- トップ画像では何をできるかを示す
- 響きの良いキーワードを使う
- 印象は続くので写真の表情は特に注意

集客に効果的なトップ画像を制作してみてください。