ホームページの制作は何十万円と費用がかかります。
だから、ホームページの代わりに無料のブログやFacebook。
そうした無料サービスで済ませてしまっている人を見かけます。
無料ブログやFacebookで集客できないわけではありません。
ですが、それぞれに特性が違うのをご存知でしょうか?
さらには、きちんと意図を持っていないと集客は期待できません。
本記事では、Facebookや無料ブログではホームページの代替にできない理由 を解説します。
かかる費用はできるだけ少なくしたい気持ちはわかります。
ですが、無料サービスは業種によって向き不向きがあります。
本記事で参考にしてみて下さい。
レイアウトの不自然さ
無料ブログやFacebookはレイアウトが特殊です。
というのも、これらは「日々の出来事や考え」をつづるために、画面設計がなされています。
つまり、商品やサービスを紹介しやすいレイアウトにはなっていません。
ですので、そもそもお店や会社の紹介をするには不自然になってしまうのです。
ツールの属性の不一致
ブログやFacebookというのは、日常の出来事を発信するツールです。
つまり、商売でなく、人間的な要素を重視したツールなわけです。
発信者の日常や、他者とのコメントでのやりとり。
それらを見て、お客さんは親近感が湧いて、好感を持ってくれます。
へぇ~、この人、なんだか感じ良さそうだな♪
つまり、売り込みをしないからこそ、人間的な関係を築けます。
さて、そんな場所で商品の宣伝をしたらどうなるでしょうか?
ああ、この人、商売で言ってるんだなぁ。
このようにお客さんは冷めてしまいます。
当然、好感も持ってはくれません。
ブログやFacebookでは人間関係を構築する。
商品やサービスの説明はホームページで行う。
このように役割を分けると両者は効果的に機能します。
無料サービスでは信用されない
あなたは買い物をするとき、次のどちらのお店のほうが信用できるでしょうか?
当然、有料のサービスを使っているお店ですよね?
無料のサービスを使っているほうは、投資を行っていないのだから撤退もしやすい。
つまり、信用を損ねているのです。
ネットは信頼が不可欠
インターネット上では、運営者の顔が見えません。
顔写真が載っていたとしても、その写真が嘘の可能性もあります。
つまり、ネット上での販促はなおさら、信用が不可欠なのです。
ホームページを持たずに、無料ブログやFacebookで済ませているとしたら?
「この店はホームページも無いのか・・・」
お客様によっては、そう思って離脱してしまうでしょう。
顧客によっては「無料サービスを利用している」というだけで敬遠することもあります。
利用者層の違い
インターネットの各種サービスには利用者層があります。
Facebookは40歳代の利用者が多く、そのうち男性のほうがやや多いです。
逆に10代は非常に少ない。
無料ブログのほうは各社で違っています。
Amebaブログ(アメブロ)の場合、さらにパソコンとスマホでも利用者層は異なります。
パソコンの場合、30~50歳代で男女差はほぼ無し。
スマホの場合、20~40歳代で女性が多いです。
このようにサービスによって利用者層が変わってきます。
また、上記はあくまで、単純に年齢や性別だけを抜き出したものであり、業種によって向き不向きも変わります。
ですので、単に「無料だから」と利用していると見当違いの場所で宣伝し続けている恐れもあります。
まとめ
本記事では、Facebookや無料ブログではホームページの代替にできない理由 を解説しました。
まとめると次のとおりです。
- レイアウトの不自然さ
- ツールの属性の不一致
- 無料サービスでは信用されない
- 利用者層の違い
無料サービスというなら、他にも「テレアポ」や、「キャッチング」(街頭での勧誘)、「ファックスDM」などもあります。
ただ、それらには意図が必要です。単に無料だからとやってしまうのだけは避けましょう。