商品やサービスの紹介ページ。
機能や価格だけを紹介していませんでしょうか。
ありきたりな文章だけでは、お客さんの心はなかなか動きません。
商品の魅力を100%伝えましょう。
本記事では、ホームページで商品やサービスを魅力的に伝えるためのポイントについて紹介します。
自分の商品にどんなふうに当てはめられるか、イメージしながら読み進めてみてください。
商品説明では伝わらない
商品を売る場合、商品説明は避けましょう。
商品説明とは、説明書に書いてありそうな内容のことです。
そもそも今どきはネット検索で、商品説明の情報はすぐに手に入ります。
お客様が知りたいのは、その商品が自分(お客様)にとってどのように役立つのか?
どんな未来が得られるのか、です。
お客様が欲しいのは商品ではなく、商品を購入したことで得られる価値です。この価値を「ベネフィット」と言います。
詳しくは下記の記事で解説しています。
利用者の声を拾う
思いつかなければ、利用者の声を調べましょう。
その商品やサービスが、どの場面で、どのように役立ったのか。
または、どうしてオススメだと思ったのか。
実際に利用している人の声を参考にします。
ネット検索して、いろいろ調べてみましょう。
丁寧に伝える
商品の魅力を丁寧に伝えると、価値が増します。
例えば、次の2つの文章です。
どちらのほうが魅力的に見えるでしょうか?
Bのほうが、良い商品に見えますよね?
つまりは、過程や想いを丁寧に説明するということです。
同じ作業をやっていても、伝え方で全然変わります。
これは同業のホームページやチラシなどが参考になります。
いろいろ見て、どのように表現しているか参考にしてみてください。
日々やっている仕事の内容を、お客様に丁寧に伝えるということですね。
物語を載せる
商品に関わる物語を載せると、商品の魅力が増します。
例えば、農家が野菜を売る場合。
次のどちらのほうが魅力的にに見えるでしょうか。
家族がみんなで力を合わせて、精魂込めて育てました。
(家族の写真が添えられている)
当然、Bですよね?
人は物語に感情移入しやすい心理があります。
逆に、商品そのものには感情移入しづらい。
そのため、物語を載せることで商品の価値を高めています。
見せるタイミングはいろいろ
物語は、買う前でなく購入後に見せるというパターンもあります。
ネットで商品を買った際、手紙が同梱されていた、という経験はありませんでしょうか。
その手紙にこだわりや想いを記すわけです。
「この商品、そんなに手間ひまかけて作られているんだ!」
それが伝われば、お客さんは買って得したと思ってくれます。
買った直後のお客様は、自分の買い物が正しかったのか不安になることがあります。この心理を「認知的不協和」と言います。
それを解消するには、上記のような手紙を添えると「買ってよかったんだ!」と満足に導きやすくなります。
顧客心理の流れを意識する
人間心理というのは案外、単純な流れで出来ています。
購入にいたるまでの流れというのは、たいてい下記の様になっています。
- 問題の提示(キャッチコピーなど)
- 問題を掘り下げる(具体例を示す)
- 解決策の提示(商品、サービスの紹介)
- 証拠の提示(利用者の声、実績紹介など)
- 限定性や希少性(先着〇名まで、期間限定など)
- 行動をうながす(購入、問合せ、来店)
つまりは、上記の流れを基本にして、説明文を組み立てていくと良いわけです。
テレビの通販番組をイメージしてみてください。上記の流れになっているかと思います。他にもチラシや、ネットの縦長ページの広告など。あらゆるところで、この流れは見かけます。
まとめ
本記事では、ホームページで商品やサービスを魅力的に伝えるためのポイントについて紹介しました。
まとめると、次のとおりです。
- 単なる商品説明は避ける
- 丁寧に伝える
- 物語を載せる
- 顧客心理の流れを意識する
上記の点を踏まえながら、商品へのこだわりや熱い想いをぜひ伝えてみてください。