お店や会社のホームページ。
見ていると残念ながら、「売れるホームページ」になっていないことがあります。
こうなる理由は、ホームページを自作するか、
または業者に頼んだけど、売るための要素が考慮されなかった場合に起こりえます。
それだと適切な集客効果が見込めません。
かと言って、自分で「じゃあサイトを直そう」と思っても。
どこから手をつければいいのか、途方に暮れてしまう部分もあるでしょう。
ただ、多くの場合、トップページから編集すると効果的です。
今回は、お店や会社のサイトで重要な「トップページ」の編集ポイントについて解説していきます。
優先順位がわかれば、取り組みやすくなるはずです。
それでは行ってみましょう。
サイトで一番大切な場所はどこか?
まず、サイトで一番大切な場所はご存知でしょうか?
それはトップページです。
ヤフージャパンで言うと下図の画面ですね。(下図はスマホの画面の場合)
なぜ、トップページが大切なのか。
それは通常、サイトの訪問者が最初に閲覧する場所だからです。
もちろん、他のページから閲覧する可能性も無くはないですが。
でも大抵はトップページですよね?
それに、他のページから閲覧した場合であっても、訪問者はトップページに戻る可能性はあります。
特に、店舗や会社のホームページだと、トップページは最もよく閲覧される場所の可能性が非常に高いです。
訪問者の性格は・・・
実は、訪問者は飽きっぽい。
サイトを作っても、スミからスミまで見てもらえません。
大抵の場合、訪問者は途中で閲覧を止めて、サイトから離脱していきます。
そのため、最初に見てもらえる確率が高いトップページは、とても重要です。
現代は情報が溢れているので、閲覧者は「もういいや」と、すぐに見切りやすいです。
ですから、トップページで適切な情報をどんどん出す必要があります。
その中でもさらに大事な場所とは?
実は、トップページの中でも、さらに重要な箇所があります。
トップぺージの最上部。
つまり、サイトを開いた時、最初に目に入る箇所です。
この箇所を「ファーストビュー」と言います。
下図は、スマホでYahoo!JAPANを開いた場面です。
図内にある赤枠の箇所がファーストビューです。
上図の赤枠内(ファーストビュー)をよく見てください。
赤枠内はニュースが、記事の見出し一覧になっています。
そして、赤枠の下からは、写真入りの記事に変わっています。
ファーストビューと、それ以外の箇所で明確に構成を分けています。
このようにヤフージャパンでは、ファーストビューで情報を多く見せることで興味を引いて、サイトからの離脱を防いでいます。
店舗や会社のサイトの場合は?
では店舗や会社のサイトだと、どうすればよいか?
ファーストビューでは、訪問者に対して、一体何を提供できるのか?
または何が得意なのか?
それを「ファーストビュー」の領域でわかりやすく伝えます。
訪問者は3秒で判断しているとも言われています。
ファーストビューで適切な情報を伝えることが大切です。
トップ画像がなぜ重要なのか?
トップページに設定する画像はものすごく重要です。
出来が良ければ、顧客の期待感や信頼感を大きく高められます。
下図は、行政書士事務所でトップ画像の例です。
トップ画像については、別記事で詳しく解説しています。
適切な情報の順番とは?
ファーストビューで適切な情報を伝えたとします。
続いて、重要なのは情報を出す順番です。
というのも、訪問者はサイトを上から下へと読み進めていきます。
ですから、訪問者が知りたい情報を上から順に出していくのが大切です。
この順番がまずいと、訪問者は購買意欲がわきません。
最悪、途中で離脱してしまいます。
順番を決める基準は?
訪問者の立場を思い描いて、「どんな情報が知りたくなるだろうか」と考えます。
そして、その順番で情報を出していきます。
一言で言いますと顧客目線です。
お客様の悩みや知りたい情報を提示していくことが大切です。
何を意識すればよいか?
サイトにはそれぞれ目的があるはずです。
「資料請求の受付」だったり、「問い合わせ」だったり。
そこへと誘導する意識も忘れないでください。
例えば、情報の区切りとなるところで[問い合わせ]ボタンを設置します。
または、スマホでの閲覧の場合に、電話をかけやすくするように専用のボタンを常に画面に表示させる、というのもあります。
どうすれば、訪問者が問い合わせしやすくなるか。
それを意識することは大切です。
まとめ
本記事では今回はお店や会社のサイトで重要な「トップページ」の編集ポイントについて解説しました。
まとめると、下記のとおりです。
- トップページは重要
- 特に重要なのは最上部(ファーストビュー)
- トップ画像は特に大切
- 情報を出す順番に気をつける
- 問い合わせなどの目的までつなげる
まずは上記を意識して、改善に取り組んでみてください。