お店や会社のホームページ。
運営するにあたって、設定しておきたいのが独自ドメインです。
しかし、独自ドメインを取得するには、費用が掛かります。
では、独自ドメインを取得したとして、一体どんなメリットがあるのか?
ホームページに詳しくない方には、イメージしづらいのではないでしょうか。
本記事では独自ドメインの概要と取得した際の効果、さらには取得後の注意点 も合わせて解説していきます。

費用がかかるわけですが、基本的に独自ドメインを取得したほうが有利になります。
独自ドメインがわからない方は本記事を参考にしてみてください。
「独自ドメイン」とは?
まず、「独自ドメイン」について確認しておきましょう。
順序だてて、解説していきます。
「ドメイン」とは
まず、「ドメイン」という単語の意味から。
「ドメイン」とは、ホームページアドレスのうち、「https://」の後ろの箇所のことです。
下図でいうと、緑色の下線の箇所がドメインになります。
※下図のアドレスは例です。
「独自」と「共用」がある
ここからが本題です。
ドメインは他ユーザーと共用するか、独自に持つか持つかの2種類があります。
- 共用ドメイン…他ユーザーと共用
- 独自ドメイン…自分で独自に取得
無料のホームページ作成サービスだと、共用ドメインになります。
共用ドメインの場合、下図のように余分な文字(赤字部分)が、途中に追加されます。
この赤字の部分の文字は、各サービスで異なります。

見た目の違いがあるため、理屈を知っている人であれば、共用ドメインかどうかは、すぐに見分けがつきます。
見た目以外の違いについては、この後、説明していきます。
ドメインは資産になる
実は、ドメインというのは資産になります。
取得してから年数が経過するほど、Googleなどの検索エンジンから、高い評価を受けるのです。
つまり、SEOの面で有利になるわけです。
SEOをご存知ない方は下記の記事を参照してください。
共用ドメインはリスクがある
共用ドメインの場合、ホームページ作成サービスのドメインを間借りしているような状態です。
そのため、そのサービスの影響を受けることになります。
一番まずいケースは、そのサービスが閉鎖した場合です。
共用ドメインが使用不可となった場合、新たにドメインを取得しなければなりません。
すると、これまでのホームページを運用していた年数の評価が無駄になってしまいます。

ちなみに、ドメインの販売サイトでは年数が経過したドメインが高値で取引されています。
つまり、それぐらい年数が経過したドメインは価値がある、ということです。
信用を得るために
共用ドメインの場合、アドレス内に余計な文字が追加されます。
下図でいうと、赤字の部分です。
そのため、理屈を知っている人には「ああ、無料のドメインを使っている店か・・・」とわかってしまいます。
つまり、信用を損ねてしまうことになりかねません。

無料のサービスを使っているのがわかると、それだけで避けるお客様もいます。特に会社だとその傾向が強いですね。
独自ドメインを取得後の注意点
最後に、ドメイン取得後の注意点について、簡単に紹介しておきます。
ドメインは変えない
先述したとおり、年数が経過するほど、SEOで有利になります。
そのため、ドメインは途中で安易に変えないでください。
また、ドメインを変えると、名刺やパンフレットにアドレスが記載してある場合、それらにも影響があります。
そういったまずい面もあるので、くれぐれも注意してください。
地名は入れない
ドメインに地名は入れないでおきましょう。
例えば、活動拠点が名古屋市にあるからと言って「nagoya-〇〇〇.com」といった具合です。
理由は、店舗や事務所を移転した場合や、別の地域に支店を出した場合、ドメインと一致しなくなるからです。

ドメインの取得は慎重に。
長い付き合いになりますので。
まとめ
本記事では独自ドメインの概要と取得した際の効果、さらには取得後の注意点 も合わせて解説しました。
本記事では以下の内容を解説しました。
- 「独自ドメイン」について
- ドメインは資産になる
- 信用を得るために取得する
- 独自ドメインを取得後の注意点
ビジネス用途であれば、独自ドメインの取得は必須です。
費用と言っても、ほんのわずか。
取得して、あなたのホームページの信頼度を上げてください。

独自ドメインにすると「自分のホームページ」って感じがして、モチベーションが上向くメリットもありますね。