自作のブログやホームページ。
我流でやっている人がやってしまいがちな失敗。
それが、不適切な見出しレベルの設定です。
見出しレベルとは、下記のことです。
(下図は、本サイトの記事から、見出しレベルに該当する箇所のみを抜き出したものです)
上記のように、文章の区切りでは、それぞれ見出しをつけますよね?
インターネットでは、その見出しにレベル1からレベル6まで用意されています。
そして、そのレベルの設定が不適切だと、デメリットが発生します。
でも、ずっと損したまま書き続けるのはもったいない。
そこで本記事では、ホームページやブログで記事を書く際は「見出し」のレベルを意識する意義について解説します。
![野田](https://good-consul.net/wp-content/uploads/2020/02/noda_nigaoe.png)
難しくないので、ぜひ知っておいていただきたい内容ですね。
これは書き手にとっても、読み手にとっても助けになる仕組みだと思います。
見出しレベルをもっと詳しく
見出しレベルについて、詳しく説明します。
見出しレベルは、文章の構造に沿って、階層(レベル)を分けた見出しです。
「本(書籍)の目次」を思い浮かべてもらえれば、わかりやすいかと思います。
下図は具体例で、本記事の冒頭で紹介した記事の目次部分を抜き出しものです。
(ブログやホームページによっては、目次が生成されないものもあります)
「見出し2」の中に「見出し3」があるのがわかりますでしょうか?
このように、文章の構造を意識して、見出しのレベルを設定するわけです。
![野田](https://good-consul.net/wp-content/uploads/2020/02/noda_nigaoe.png)
書籍の「大見出し」「中見出し」「小見出し」と似たようなものと言えば、わかりやすいでしょうか?
見出し1はどこにいった?
先程の目次の画像。
「見出し1」が無かったことに気が付きましたでしょうか?
なぜ「見出し1」が無いのか?
実は「見出し1」は記事のタイトルに使われています。(下図参照)
ですから、目次には「見出し1」は表示されないのです
なお、「見出し1」は記事に1つだけというルールがあります。
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「見出し1」は記事のタイトルに使われます。
そして、「見出し1」は記事に1回だけ使う。
だから、必然的に見出し1は記事内には登場しません。
表記が異なる場合がある
見出しレベルは、表記がサービスによって異なる場合があります。
下記に3つの例をあげます
上記の(2)にあるアルファベットの「H」は、「Heading」の頭文字です。
(「見出し」は英語だと「Heading」になります)
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この「H1」「H2」という呼び方は、ホームページに詳しい人がよく使います。
上記の(3)の名称は、ホームページサービス「Jimdo」などで見かけます。
この場合、階層が3段階までしか用意されていないことになります。
ですが、たいていは3段階(つまり、「見出し3」レベル)までで足りますので問題ありません。
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普段は「見出し4」以下を使う機会はあまり無いですね。
特に「見出し5」以下はほぼ無いです。
デザインはサイトそれぞれで違う
見出しレベルは、あくまで文章構造の話です。
デザインについては自由に変更できます。
ですので、サイトによって、見出しレベルのデザインは全然違っています。
![野田](https://good-consul.net/wp-content/uploads/2020/02/noda_nigaoe.png)
「見出し」のデザインを変えるには、CSSというプログラムを編集する必要があります。
なお、サービスによっては、簡単にデザインが変更できるような機能が備わっていることもあります。
見出しレベルでやってしまいがちなミス
見出しレベルでよくある間違い。
それが、途中の見出しレベルを飛ばしているケースです。
例えば、下記のようなもの。
- 見出し2 → 見出し4 (「見出し3」が抜けている)
- 見出し3 → 見出し5 (「見出し4」が抜けている)
どうしてこのようなことになるのか?
おそらく、「文章構造」という意識が無く、見た目のデザインだけで設定しているのだと思います。
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見出しは、見た目のデザインで設定してはいけません。
見出し2→見出し3→見出し4と階層を意識して設定しましょう。
見出しレベルが不適切だとどうなるか?
見出しレベルが不適切だとどうなるか?
SEO(検索順位対策)的に良くないとされています。
Googleが正しく理解しづらくなるためです。
あと、人間としても、文章構造をきちんとしたほうが良いですね。
読み手が文脈を理解しやすくなるためです。
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なお、SEOについては、Googleの中の人(マット・カッツ氏)いわく、そこまで神経質にならなくても良いという公式見解が出ています。
ですので、見出しレベルの設定は「絶対にミスしてはならない」というほどのものではありません。
まとめ
本記事では、ホームページやブログで記事を書く際は「見出し」のレベルを意識する意義について解説しました。
知らずに書いてる人は、見出しレベルがめちゃくちゃになっていることもあります。
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初めて知った方は、今後は見出しレベルの順序に沿って設定してみてください。