チラシの作成を業者に丸投げしていませんか?
もし、そうだとしたら、ご注意を。
チラシは自分で作ることを圧倒的にオススメするからです。
実際に、集客できているお店ほど、チラシを自作しています。
最終的なデザインは業者に頼んでもかまいません。
ただ、その場合でも、内容はしっかりと自分で考える必要があります。
本記事では、チラシはなぜ自作したほうが良いのか?得られる3つのメリットについて解説していきます。
チラシはプロのデザイナーが作るものだと思い込んでいませんか?
自作チラシでも十分に集客できます。見た目のキレイさはさほど必要ありませんので、ぜひ自作にチャレンジしてみてください。
自分で修正できる
まず、1つ目のメリット。
自分でチラシを作ったなら、当然、自分で修正できます。
つまり、自作チラシなら小回りが利くわけです。
例えば、前のチラシの日付だけを変えて、印刷したいとき。
そんな小さな変更でも、わざわざ業者に頼らなくて済みます。
他にも、新聞折込用のチラシを、手配り用のチラシに自分で改変したり。
チラシは目的によって作り変えると反応が良くなります。
だから、自作できると非常に有利なのです。
なお、業者に製作を頼んだ場合、大抵は専門ソフト(Illustrator)で作成されます。ですから、その作成ファイルを業者から送ってもらっても、そのソフトが無いと自分で修正できません。
戦略が不在になる
チラシはデザインよりも、内容が重要です。
内容というのは「戦略」のこと。
というのも、チラシは「お店の経営戦略そのもの」だからです。
それを、業者に丸投げしたらどうなるか?
それはもはや、他人に経営を任せているのと同じことなのです。
当然、業者はこちらのお店のことをよく知りません。
市場も知らないし、商品のこともわからない。
そんな人に任せても上手くいくわけがありません。
ですから、中身の作成は絶対に自分で作りましょう。
「戦略」については、下記の記事で詳しく解説しています。
経験値になる
チラシは改善することで精度が上がっていきます。
あれこれ考えながらチラシを試行錯誤していく。
その経験は、その後の集客にも必ず生きてきます。
これを業者任せにしてしまうと、前回の経験が積み重ならない。
だから、チラシを何回撒いても判断が進歩しないままになってしまいます。
つまりはチラシがギャンブルになってしまうわけです。
それを避けるためにも、戦略と共に改善を積み重ねていってください。
チラシの見栄えが良くなくても大丈夫なの?
チラシを自作する場合、多くの人が気になる点。
チラシを自作すると、見栄えが素人っぽくなるんだけど…。
大丈夫だろうか…?
ハッキリ言って大丈夫です。
見た目が素人っぽいチラシでも、集客できたケースは山ほどあります。
逆に。
キレイにデザインされたチラシでも、さっぱりだったケースも山ほどあります。
つまり、「デザインのキレイさ」と「集客の結果」に関係性はありません。
チラシで重要なのは、どう伝えるかでなく、何を伝えるかです。
念のための例外
チラシにキレイさは関係ない、と言いました。
ですが、商品によっては要求されるケースもあります。
主に、高価格帯で情緒性の強い商品がそうですね。
具体例としては「豪華客船クルーズのツアー募集チラシ」。
これが、白黒で手書き文字のチラシだったらおかしいですよね?
豪華客船クルーズの「価値」を伝えるには、チラシの見栄えの訴求も必要です。
これも結局は「どう伝えるかでなく、何を伝えるか」です。
商品の価値を伝えたいから、キレイなチラシが必要になるわけですね。
目的と手段が逆にならないように注意してください。
キレイなチラシが必要な商品の場合は、企画まではお店側で行う。
そして、チラシ制作については、業者に任せれば良いです。
まとめ
本記事では、チラシはなぜ自作したほうが良いのか?得られる3つのメリットについて解説してきました。
特に重要なのは、お店の戦略を反映することです。
なんとなくで作ってしまうのは最悪。
集客も見込めないし、なぜ外したのかもわからなくなるからです。
チラシはお店の「売り方」でもあります。
自分でチラシを作成して、集客効果を最大限に発揮しましょう。