集客において「戦略」と「戦術」の違いは必須です。
これを知らないと、他人の成功例を真似ても、うまくいかないことが多い。
というか。
成功例を真似て上手くいってしまうことで、逆に傷口を広げてしまうケースもあります。
本記事では、集客する際に必要な「戦略」と「戦術」の違いについて説明していきます。
「戦略」と「戦術」の違い
「戦略」と「戦術」。
これを魚釣りに例えてみると、下記のようになります。
- 何を釣るかが「戦略」
- 釣竿や餌の付け方などが「戦術」
つまり、全体の方針が「戦略」。
個別のテクニックが「戦術」ということです。
![](https://good-consul.net/wp-content/uploads/2020/02/noda_nigaoe.png)
イメージとしては、「戦略」の中に複数の「戦術」がある、と言ってもいいですね。
さらに釣りの話に当てはめてみる
例えば、ある人が、他人から釣りの成功例を聴いたとします。
それで、その人と同じ釣竿を買ってきたとします。
![](https://good-consul.net/wp-content/uploads/2020/02/b-man.png)
そんなに魚が釣れるのか。
じゃあ同じ釣竿を買ってこよう!
ところが、その時点で、なんの魚を釣りたいか?
まだ定まっていないとしたらどうでしょうか。
それだと、その釣竿自体が不適切な恐れがありますよね?
そんな話はない?
ここでもしかしたら、あなたはこう思うかもしれません。
「いやいや。さすがにそんな人いないでしょ。
釣りたい魚を決めてから、釣竿を買うに決まってるよ。」
でも本当にそうでしょうか?
確かに、釣りについてはそうかもしれません。
釣りたい魚も決まっていない段階で、釣竿を買う人はあまりいないかもしれない。
![](https://good-consul.net/wp-content/uploads/2020/02/noda_nigaoe.png)
ですが、集客では意外と、それに似た無理な判断を行っていることも多いんです。
テクニックに走ってしまった失敗例
例えば、チラシ。
個別具体的なテクニックはゴマンとあります。
例えば、次の2つ。
・イメージ写真を上部に大きく載せると反響がいい。
こういった話を他人から聞いて、あなたのお店のチラシで採用したとしましょう。
でも、それは間違っている可能性もあるんです。
例えば、あなたが高価格帯の商品を扱っているお店の場合。
用紙は白色のほうが良いことが多い。
なぜなら、赤、オレンジ、ピンクと言ったカラー用紙は安っぽさが出てしまうためです。
イメージ写真も、誰に何を売るかで変わってきます。
美容系などの女性向けの商品やサービスなら、イメージ写真は有効なことも多い。
ですが、男性向けであれば、機能や効果について説明したほうが良いケースもあります。
またはたとえ、美容系の店舗であっても、写真を使わないほうが適切なケースもあります。
このように誰に何を売るか。
それで、そのテクニックが適切かどうかは異なってきます。
つまり、「テクニック」(戦術)だけを真似ても失敗する可能性がある。
それ以前に「誰に何を売るか」(戦略)が必要なんです。
![](https://good-consul.net/wp-content/uploads/2020/02/noda_nigaoe.png)
だから、他人の成功例をマネしてもうまくいかないことがある、ということなんですね。
防ぐにはどうすればよいのか
では、こうした失敗を防ぐにはどうすればよいか。
つまりは、「戦術」を行う前に「戦略」を決める必要があるということです。
と言っても、難しい内容ではありません。
誰もが普段から買い物しているわけですからね。
戦略を決める際には、まずはターゲットを決める必要があります。
詳しくは別記事で解説しています。
![](https://good-consul.net/wp-content/uploads/2020/02/target-reason-top-160x90.jpg)