チラシを作っていると、忘れがちな要素があります。
それが「人の気配」。
または、略して「人気」(ひとけ)です。
この「人の気配」をチラシに含ませると、様々なメリットが生まれます。
にも関わらず。
意識せずに作っているチラシが多い。
人気(ひとけ)のないチラシは訴求力が弱くなってしまう。
チラシ全体がパッとしなくなるんですよね。
本記事では、チラシで「人の気配」を出すと集客効果が高まる3つの理由と方法について解説します。
この「人の気配」を入れると、途端にチラシが生き生きしてくることもあります。チラシを作るときは、ぜひ意識してもらいたいですね。
賑わいがでる
人がにぎわうところには、お客様は集まりやすくなります。
逆に、人がいない場所には集まりづらい。
例えば、さびれた商店街をイメージしてみてください。
どの店もシャッターが降りているような。
それだと雰囲気が淋しくて、近寄りがたいですよね。
シーンとして、誰もいない…。
…これは店に入りづらいなぁ
もちろん、購買意欲も湧きません。
チラシでも人気(ひとけ)を出すのは非常に重要です。
そこに人がいる、と感じさせることで来店意欲が高められるのです。
感情移入しやすい
人は、「商品」ではなく「人」に感情移入します。
その人が持っている「誠実な人柄」や「苦労を乗り越えた物語」など。
それらに感動するわけです。
だから、店長やスタッフの写真を載せて、エピソードやコメントを添える。
そうすれば、読み手は、その人に感情移入します。
感情移入すると、その相手には好感を持ちます。
好きになってもらえば、商品も購入してもらいやすくなります。
もう1つのメリットとして、お店側にミスがあってもクレームになりづらくなります。好感を持ってもらえると、いろんなプラスの効果が働きます。
安心してもらう
初めて訪れるお店の場合。
どんな人が店員をしているのか、不安になったことはありませんか?
他にもスクールの場合。
どんな生徒さんが学びに来ているのか。
それがわからないと、お客さんは及び腰になってしまいます。
このチラシのヨガ教室…。年齢層は私と合ってそうだけど、どんな雰囲気の生徒さんが通ってるんだろう。・・・うーん。
こうした不安があると、お客様は来店前から心のバリアを作ってしまいます。
すると、お店側としては不利な状態からスタートしてしまうことに。
ですから「店長・スタッフの写真」や、「お客様の写真」。
それらをチラシに乗せて、心のバリアを外しておきましょう。
どうすれば人の気配をだせるか?
人の気配を出すには、どうするか?
あらためて、順に紹介していきます。
お客様の写真
お客様の写真は効果絶大です。
読み手であるお客様は、自分の立場と重ね合わせて見ることができます。
写真が手元にあって、チラシにスペースがあれば、ぜひ載せましょう。
店長・スタッフの写真
店長・スタッフの写真も余裕があれば入れたいですね。
お客様の写真と違い、こちらはいくらでも撮影できます。
ですので、効果的に紙面に配置して、チラシを賑わせてください。
なお、店長の情報を載せるメリットについては、下記の記事でも解説しています。
モデル素材の写真
ネットにはフリーの写真素材を配布しているサイトがあります。
そこで、モデル素材を見つけて、チラシに使うのも良いです。
もちろん、有料の写真素材を使っても構いません。
モデル素材だと、ちょっと嘘くささもでてしまいますが、無いよりは全然マシです。
似顔絵イラスト
写真だけでなく、イラストでも可能です。
特に、手書きチラシでは、イラストのほうが相性が良いでしょう。
また、女性向けのチラシではイラストのほうが好まれるケースもあります。
まとめ
本記事では、チラシで「人の気配」を出すと集客効果が高まる3つの理由と方法について解説しました。
「人気」(ひとけ)の存在は、チラシに重要な要素の1つです。
本記事で紹介した意図やメリットを意識しながら、写真を載せてみてください。
「人の気配」を載せれば、まったく無かったものよりも、チラシの反応がぐんと変わりますよ!