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プロが作ったキレイなチラシの危険性とは?メリットとデメリットを解説

プロが作ったキレイなチラシの危険性とは?メリットとデメリットを解説 チラシ集客

いざチラシを作ろうと思った時。

チラシを知らない人は、どうしてもきれいなチラシに目移りしてしまう。
「きれいなチラシ」とはプロのデザイナーが作ったチラシのことです。

やっぱりきれいなチラシがいいよね~

確かに、きれいなチラシは見栄えがします。
なんとなく良さそうに見える。

でも実はデメリットもあるのです。

だけど大抵の人はそれを知りません。
知らないまま、見栄えだけでチラシを選ぶと、集客で大ハズレしてしまう恐れが高まります。

本記事では、プロが作ったキレイなチラシの危険性とは?メリットとデメリットについて解説します。

野田
野田

キレイなチラシの良い面、悪い面を把握しておきましょう

キレイなチラシのメリット

キレイなチラシにもメリットがあります。

見栄えが良い、ということは好感」がある、ということです。

なんか良い感じね~

この「なんか良い感じ」。
これが「好感」です。

好きな感じを持たれた商品は、買ってもらいやすくなります

実は「好感」は、強力な心理です。

例えば、芸能人がオススメしている商品であれば、ファンは買ってしまう。
商品の質に関係なく、です。

テレビCMでも、好感度の高い芸能人が起用されていますよね?
あれも好感度を上げるためです。
(だから、起用した芸能人が不祥事を起こすとCMは中止になります。
不祥事で話題性は高まりますが、商品の好感度は下がるためです)

野田
野田

デザインとは「好感」を得るためのもの。
そう言い切るデザイナーもいますね。

チラシの見栄えはどれぐらいか?

ただ、チラシの見栄えで得られる好感。
これはそれほど強力ではありません

さらには商品によっては「好感」だけで購入を判断しません

極端な例ですが。
チラシの見栄えが良いからと言って、住宅購入を即決するでしょうか?

しませんよね?
じっくり考えてから買うはずです。

このチラシの住宅、良い雰囲気でステキだわ~!
…でも、現地に行ってみないとね。
他にも色々確認したいし。

ただし。

チラシの見栄えだけで購入を決める場合もあります。
例えば、喫茶店のチラシなら?

この喫茶店、雰囲気良さそうね~!
行ってみようかしら♪

こんな感じで来店するかもしれません。

つまり。

野田
野田

チラシの見栄え(=好感)だけで買う商品と、そうでない商品があるということです。これの区別がついていないと、チラシを外す確率が大きく高まります。

キレイなチラシのデメリット

きれいなチラシのデメリットのほうを紹介していきます。

埋もれやすい

キレイなチラシは埋もれやすいです。

なぜなら、世の中のチラシというのは、整ったキレイなチラシが多いから。
そのキレイなチラシの中に、キレイなチラシを混ぜたら?
目に止まりづらくなりますよね。

野田
野田

ですので、むしろ素人が作ったようなチラシのほうが目に止まるぐらいです。

期待値が上がりやすい

あなたはこんな経験はありませんか?
例えば、映画を見終えた後。

さっきの映画、たしかに良かったんだけど・・・。
前評判ほどではなかったよね。

良かったはずなのに。
なぜか、不満が生まれてしまっている状態。
これは前評判によって、事前の期待値が上がりすぎたために起こる現象です。

チラシも同じです。

チラシがキレイだと事前の期待値が上がりすぎてしまうことがある。

人間の「満足度」というのは、「実際の商品」から、「事前期待値」を差し引いたものになります。

満足度 = 実際の商品 - 事前期待値

チラシの見栄えが良すぎると、「事前期待値」が高くなってしまう。

それが「実際の商品」よりも高くなると、不満を生む、と言うわけです。

野田
野田

もちろん、チラシの見栄えにあった商品の質を提供できるのであれば、かまいません。ただ、わざわざ難しくせずに、チラシの見栄えを多少落としたほうが良いですね。

個性が出ない

小さなお店や会社は、個性を出したほうが良いです。
というか、それが「強み」です。

ところが、制作業者に任せると個性が出づらい。
どうしても、チラシがその業者の色になってしまう。

その業者のチラシが、自分のお店と合っていれば良いです。
ですが、そこまでこだわって選んでいるお店はほとんどいません。

野田
野田

業者に任せると、よく見かけそうなキレイなチラシが作られます。
それは小規模事業者の場合、悪い面に働くことが多いです。

まとめ

本記事では、プロが作ったキレイなチラシの危険性とは?メリットとデメリットについて解説します。

きれいなチラシは見栄えが良いけど、デメリットもある。
だから、出来るなら自作をオススメします。

なお、業者に任せたほうが良いジャンルもあります。
それは別記事にて解説しています。

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